ドクターズインタビュー

本田 俊夫(ほんだ としお)

整形外科・外傷センター長

H14 獨協大学医学部 卒

―― 長年、大学病院にて外傷を担当されていたそうですね。

はい、大学病院の整形外科に所属しながら、救命救急センターにも携わり外傷治療に従事していました。救命センターに搬送される患者さんの多くは命の危険がある状態です。骨折だけではなく、脳や心臓、消化器など全身にダメージを受けた方に対して、いつも「どうすれば命を救えるのか」を他科の医師と共に考えていました。救命センターは1分1秒を争う場所ですから、即座に治療の優先順位を考え、判断していく力を自然と得ることができました。

―― 千葉白井病院 外傷センターの特徴を教えてください。

ベテランの整形外科医が5名在籍していることが何よりも特徴です。いつでも経験豊富な医師が外傷治療に対応できる体制となっています。当センターは開設されて間もないため、今後、積極的に救急搬送を受け入れ、地域の救急医療に貢献していきたいと考えています。

―― 先生の診療におけるモットーをお聞かせください。

「患者さんが社会復帰できるまでが治療」と考えています。患者さんご本人もご家族も、骨折は予期せぬものであるはずです。ひどい怪我になればなるほど、もと通りの機能に回復するまでには時間がかかります。骨折に伴う後遺症を減らすことを第一に考えて治療を行いますが、残念ながら、後遺症が残ってしまう場合もあります。骨折によって生活が一変してしまうこともあるわけで、患者さんがご自分の状況を理解し、前向きに歩み始めるまでには時間がかかることもありますね。だからこそ私は、患者さんの状態を客観的に判断し、時間をかけて話し合いながら、患者さんご自身に今後の生活や治療について納得いただくことを大切にしています。

骨折の加療は “骨をくっつければ終わり” ではありません。患者さんにとっては手術後からが新しい生活へのスタートになるわけです。骨折後の筋肉の違和感や麻痺、関節拘縮はリハビリ加療が重要になります。リハビリを重点的に行う部位など、リハスタッフとコミュニケーションをとりながら方針を決めていきます。また、患者さんが元の生活に戻るためには、公的な医療補助や社会福祉サービスが必要になる場合もあり、医療相談室と連携しながら支援していくこともあります。

骨折の場合、急に手術・入院となり不安は大きいと思いますが、患者さん・ご家族が少しでも安心して退院し、できる限り早く日常をとり戻せるよう診療していきたいと思います。

千葉白井病院 外傷センターについて

2020年4月より整形外科5名体制となり、外傷センターを開設しました。

当センターでは、外傷の救急医療からリハビリテーション、骨折後遺障害の機能再建まで一貫して対応し、できる限り合併症や後遺症が残らない治療を目指しています。

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